良好な人間関係が介護の質を高め、お客様の満足度を上げ、スタッフの幸せに還元されるという考えのもと、新しいスタッフのサポート体制を整えています。
またユマニチュードや肺炎を防止する口腔ケアなど、最先端の試みを実践し、スタッフのスキルアップにも貢献しています。

成長とキャリアップ支援

新しいスタッフを支えるメンター制度

新しいスタッフを支えるメンター制度

れんげ福祉会では、新卒や中途採用の職員を精神的に支えるメンター制度を導入しています。具体的には「なんでも相談できる職員」を、一人ひとりに割り振ります。
入職後、仕事や人間関係のことを一人で悩むことなく、自分の成長に向かって歩むことができるようサポートするのがメンターの役割です。

職場での良好な人間関係を築く取り組み

職場での良好な人間関係を築く取り組み

利用者様から支持される高齢者施設とは、スタッフが明るく、ここに来ると楽しい、大事にしてもらえると感じられる場所だと思います。スタッフがいつも笑顔でいるためには、スタッフが「いい人」であることが前提になります。
「いい人」というのは、自分にとって「いい人」だけではなく、相手にとっても「いい人」であることが必要です。
このような人間関係を築くために、れんげ福祉会ではスタッフ同士の接触の機会を増やし、何度もコミュニケーションを重ねることができるよう配慮しています。

例えば、新卒採用の場合、3か月間は配置先を決めません。1週間ごとに、施設の全事業所を回っていただきます。そうすることによって、各事業所で人間関係が出来上がります。最初はあいさつもできなかった新人が、3回目に来た時には笑顔であいさつできるまでに成長している。そのような姿を見ることで先輩スタッフは新人を信頼できるようになり、新人スタッフも「皆いい人たち」といった意識を持つことができるようになります。
たった一回の機会で相手を判断しないこと。何度も話す機会を設けることで、お互いの人間関係が確かなものとなり、明るい職場になっていくと私たちは考えています。

各スタッフの専門性強化と新しい介護の可能性

各スタッフの専門性強化と新しい介護の可能性

れんげ福祉会では各スタッフの成長と介護の発展を目的とし、積極的に新しい手法や理論を取り入れています。
例えば、地域の医療機関と連携し『ユマニチュード』を導入しました。
フランス発祥のユマニチュードは、認知症の人たちや、疾病などが原因で寝たきりになった人たちに対して、「生きる気力」を取り戻していただくための新たなアプローチです。
「見る」技術、「話す」技術、「触れる」技術、「立つ」技術。この4つの技術を目的に向かってしっかり身に付けることで、利用者様の回復をサポートすることができると考えられています。
ユマニチュードの実践には多職種連携が不可欠です。リハビリ職、看護師、医師、介護スタッフ等が目標を1つにして頑張る必要があります。各専門スタッフの知見を共有したり、新しく確立されていく理論を積極的に導入することで、今後のキャリアを見据えた経験値を得ています。

肺炎で亡くなる人がほぼゼロに

肺炎で亡くなる人がほぼゼロに

れんげ福祉会では「口腔内の衛生を保つことができれば、高齢者の肺炎は激減するのではないか」という仮説を立てた信州大学口腔外科の指導の下、徹底した口腔ケアを実践。その結果、当施設で誤嚥性肺炎などの肺炎で亡くなる方が、ほぼゼロになりました。今後も丁寧な口腔ケアを継続していきます。

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